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3月16日 昨日、お客さんが参加する3時間耐久レースのサポートでツインリンクもてぎに
行ってきました。

レースと言ってもアマチュアレースですが、KOBAの会社が主催しているレース
は、12周のスプリントですしGT選手権に参加したときも3時間という長丁場
ではないので色々と勉強になりました。
ドライバーは5人でしたので1人あたり30分となります。
このレースは1回の給油は20Lと決められているので、燃費から周回数を
計算します。
燃費は2.5Km/Lですので、もてぎのフルコース(4.8Km)を12周くらいで20Lを
消費することになります。
また、1周あたりのラップタイムが2分25秒前後になるためちょうど給油とドラ
イバー交代のピットインが同じタイミングになりました。
5人で30分づつだと30分余ると思うかもしれませんが、レギュレーションで給油
は3分間使わなくてはならず、3分の給油時間が過ぎてからドライバー交代や
タイヤのエア圧チェック、ホイールの増し締め、ブレーキやタイヤの点検を
おこないますので1回のピットインでだいたい6分消費します。
ピットインは全部で4回ですので、合計24分。
コースの混雑状態やドライバーの腕でラップタイムは変化しますので、その差
を6分で吸収することになります。

スタートして2位まで順位を上げて、すぐにトップに立ちます。
その後何回かトップを譲るときもありましたが、ほとんどトップのままレースは
進んで行きます。
ピットイン時の作業も順調にこなし、最終ドライバーを送り出します。
このままで行けばクラス優勝確実と考え始めたその時。
最終コーナーでスピン!
エンジンの再始動が出来ず、そのままリタイヤとなりました。
ゴールまで残り10分の事でした。

原因はミッションブロー。
内部が破損してタイヤがロックし、スピンしたようです。

車はフランスでワンメイクレース用に作った純レーシングカーで当然ミッションも
レース用なのですが、既に3シーズン使用し今回のレース後にオーバーホールを
考えていたのですが、保たなかったようです。

コース上で止まったのでドライバーやボディは無事だったが救いでした。
やはりレースは終わるまで何が起こるかは分かりませんね。

おかげで優勝のシャンパンを飲み損ねてしまいました(爆)





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