HDDを修理した
ある日、初号機の具合が不安定になりました。 動きがとても遅いのです。 ちょうど、昔のスピードの遅いHDDを使っているようです。 症状が起こる数日前にインテルの最新チップセットアクセラレーターを インストールしたので、それが原因かとアンインストールしてみましたが、改善しません。 どう見てもHDDの具合が悪そうです。 このHDDは当時2週間ほど前に交換したばかりのもの(IBM 60GB IC35L060AVV207-0)で 故障とは考えずらかったのですが、他に原因が考えつきません。 バルク品で保証の1週間は過ぎていますので(涙)やむなく新しいHDDを購入しました(大涙) HDDを交換している時に、ふと見てみると・・・ 具合の悪いHDDのATAケーブルを差し込み部分のピンが1本奥に入っています。 ケーブルを差し込む時に、このピンがうまくはまらず中に押し込まれてしまったようです。 その為、接触不良を起こして、HDDの動作が良くなかったようです(汗) それならこのピンを手前に引き出せば直ると思い、ラジオペンチで挟んで引っ張ったら・・・ 「ブチッ」という音(汗)と共にピンが取れてしまいました(涙) 慌てて調べてみると・・・ このピンはHDDの基盤にハンダで止まっているのですが、 幸い基盤部分には損傷がありません。 再度ハンダで固定すれば使えそうです。 そこで、修理しちゃいました(笑) |
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このHDD(IBM 60GB IC35L060AVV207-0)を 直しました。 |
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裏側の基盤部分です。 ケーブルの差し込み部から見えているピンが 1本奥に押し込まれていました。 |
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白い2枚のステッカーの中央部分からやや右側 のピンが抜けました。 |
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黄色い矢印の部分をハンダ付けしました。 1円硬貨と比べてみると分かりますが、細かい 作業でしたが何とかうまく出来ました。 |
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修理後、動作チェックを行いましたが問題なく動きました。 悔しいので(笑)このHDDは初号機のDドライブとしての役目を任命しました。 それから2年近く経っていますが、元気に働いてくれています。 |