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PCV-310はメーカー製PCですから
大幅な改造は行えません。
出来る範囲での事をしてみました。
                      


メモリー増設

Win2000にして、メモリーが64MBだと
やはり動作が苦しいところがあります。
そこでPCV-310に搭載できる限度の
256MBにしてみました。

筐体を開けるとこんな感じです。
向かって左側がフロントです。
画像上左上がHDD、その下にCD-ROM及び
FDDドライブ等が隠れています。
左下はCPU、右下は電源、右上が各種カード類
を装着する部分になります。

補記類を全て外すとこんな感じです。

左上にある2本のメモリースロットに128MBの
SDRAMを1本づつ装着しました。

こんな感じです。





CPU交換

処理スピードの向上を言い訳に(笑)
CPUを何度か交換しています。
数値的には良くなっているのでしょうが、
メールやブラウズだとあまり効果は
体感できないようです(汗)

1個目
Celeron(Mendocino) 433MHz Slot1
(純正装着品)

現在はパーツとして所有

2個目
PentiumB(Katmai) 500MHz Slot1

自作1号機→VAIOと経て現在は友人の自作4号
機に使用。

マザーボード上でFSBを変更出来るのでFSBを
100MHzに変更してPentiumBに交換しました。
もっとも上位機種は元々PentiumBでしたから
特に問題は発生しませんでした。

3個目
PentiumB(Katmai) 600MHz Slot1

パソコンのお師匠さんから安く譲ってもらった物
です。
VAIO→自作2号機と使用した後売却

4個目
PentiumB(Coppermine) 700MHz Socket370
+ LONTEC PL-iP3rev.2.0

ソケット370のCPUをスロット1のPCに装着する
ためのドーターカード(通称 ゲタ)を使用して
装着していました。
自作1号機からこちらに装着しました。
が、1号機の時使用していたA-Openのゲタは
高さの問題で使用できず、やむなくLONTECの
PL-iP3を購入し使用しました。

装着後PCを起動するとPOST時にエラーで止ま
ります。
BIOSを調べるとCPUの温度とCPUのコア電圧が
エラー表示になっていました。
ゲタをかました事によりサーマルダイオードの
信号が行かなくなったのと、カッパーマインコア
の使用電圧がBIOS上に無かったのが原因でし
た。
対処方法は両方とも「ignore(無効)」にする事に
よって回避できます。

けど、無効にしてモニターしなくなった後何かあ
ったらどうなるんでしょう(汗)
幸い何も起こりませんでしたが・・・

この後、CPUは弟の自作3号機へ、PL-iP3は
売却しました。



5個目
PentiumB(Coppermine) 933MHz Slot1

マザーボード上でFSBを133MHzに変更して
装着してみました。
が、起動はするのですが5分ごとにフリーズしか
けます。
チップセットが440BXで元々133MHzの設定は
ありませんから、起動しただけ良くやったと言う
ところでしょうか(笑)

もちろんすぐに外して、一時自作2号機に使用
していましたがその後売却しました。

6個目
PentiumB(Coppermine) 850MHz Slot1

現在使用しているCPUです。
FSBは100MHzですので何も問題ありません。
BIOSもちゃんと認識していますが、依然として
コア電圧だけはエラー表示ですので無効にして
あります。





HDD交換

PCを使用してゆくにつれて、やはりHDD容量の
問題は発生してきました。
その都度HDDを交換してゆきました。

1台目
Matrox(純正装着品) 8.4GB

自作2号機を経て現在は、友人宅の自作4号機
で元気に働いています。

2台目
IBM DPTA-371360
10GB 7200rpm ATA66

自作2号機→VAIOと経てその後友人に売却。

3台目
WesternDijital WD307AA
30GB 5400rpm ATA66

自作1号機→VAIO→自作2号機と経て現在は
パーツとして所有。
現在KOBAが所有しているHDDで一番古いもの
ですが今でも問題なく動作します。

4台目
Quantum Fireboll.lct LD30A011
30GB 4500rpm ATA100

量販店で安売りしていたので衝動買いしてしま
ったHDDです(汗)
ATA100でしたが、回転数が低かったのでパフォ
ーマンスもそれなりでした。
現在は勤め先でバックアップ用として元気に働
いています。

5台目
Maxter DiamondMax plus 9
60GB 7200rpm ATA133

現在使用中のHDDです。





HDDのデーター移動

HDDを交換した際にその都度OSをインストールして
以前のデーターを移動するのも大変です。
最初のうちはCD-Rにブータブルのイメージファイルを焼いて
新しいHDDにリストアしていたのですが、データー容量が
多くなってくるとCD-Rの枚数も馬鹿にならなくなり、
途中からHDDのコピーソフトを使用するようになりました。
複数のソフトを使用してみましたましたが、
うまくコピー出来ない物が大半でした。
そんななか、ノートンのゴーストが一番安定して
コピー出来ましたので、現在はゴーストを使用しています。

PCV-310はHDDが1台しか接続できませんので
市販品のIDEケーブルと電源の分岐ケーブルを
用意します。

用意したIDEケーブルをPCのIDEコネクターに差
してHDDをこのように接続します。
電源の分岐ケーブルもHDDに接続します。
接続順序は今まで使用していたHDDをマスター
新しいHDDをスレーブに接続します。

ノートンのゴーストを起動して、データーの移動
を行います。

完了後、新しいHDDで起動する事を確認したら
PCを元の状態に戻して終了です。





ATAカード増設

PCV-310に使用しているAWARDのBIOSは
32GBの壁が存在するはずですので、
IDE接続で32GB以上のHDDを装着した時、
HDD容量を正確に認識出来ないと言う
不具合が発生する恐れがあります。
そこでATAカードを増設しました。

ATAカードの原理は、カードを介してHDDを
接続することにより、IDE接続のHDDを
SCSI接続のHDDと認識させます。
それによって32GBの壁をクリヤし、
SCSI接続の転送スピードでデータを
転送するため、ATA66や100、133に
対応していないPC(マザーボード)でも
HDDの能力を発揮出来るようになります。
実際にはそこまでのスピードは出ないようですが・・・

PromiceのUltra100 TX2です。
ATA100に対応しています。
上位モデルにRAID接続出来る物もあります。

PCIスロットにATAカードを接続し、カードとHDD
を接続します。
元々使用していたケーブルは短いため、市販品
を使用しますが、筐体の中が狭いのでスマート
ケーブルを使用しました。

カードを介するため、HDDのアクセスランプが
点灯しなくなります。
そこでカードから直接市販のLEDをフロントパネ
ルまで取り回して代用しています。





BIOS変更

PCV-310の標準のBIOSはWin2000に
対応していません。
SONYから、Win2000に対応したBIOSが
配布されていたので変更しました。
こちらからダウンロード出来ます。



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